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おーたふる 大田区商店街ナビ|国際都市大田区の魅力的な商店街

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おでかけ / Trip

大田区のおでかけスポット

2023.05.24

【天空橋】歴史あるまちから世界へ発信。2023秋グランドオープン!羽田イノベーションシティに先端医療研究センター開設

古くは漁師町として栄えた羽田。今もところどころに歴史を感じさせる風情を残したまちと羽田空港を結ぶ天空橋に2020年先行開業した羽田イノベーションシティは、そのロケーションを活かして最新テクノロジー、伝統文化などさまざまな分野の異なる価値が交錯することで生まれるイノベーションを発信していこうという、商業、オフィスなどからなる大規模複合施設。(上の写真は羽田五十間鼻先から見た施設の外観)
高度な医療を提供しインバウンドにも対応
2023年秋(10月頃予定)にグランドオープンを迎えるその羽田イノベーションシティに、愛知県豊明市に本拠を置く藤田学園が「藤田医科大学 羽田クリニック」を併設した次世代医療・研究の拠点「藤田医科大学東京 先端医療研究センター」を開設します。同大学病院は東京ではあまりなじみのない名前ですが、単一の大学病院では日本一の病床数を誇り、地域で知らない人はいない大病院。広大な敷地のキャンパスに、大学、大学院、研究施設、大学病院が集約され、高度医療から地域医療までを実践するとともに、先端医療の研究や開発、導入にも積極的に取り組んでいます。

弁天橋付近から見た2023年4月現在の羽田イノベーションシティ
愛知県豊明市にある藤田学園

藤田医科大学が入居するのは羽田イノベーションシティで現在、建設が進められている「ZONE(ゾーン) A」の地下1階から地上4階まで。事業では「先端医療」「精密健診/検診」「活動長寿」の3本を柱に、再生医療やがんゲノム医療、高度生殖医療、最先端のリハビリテーション、最新機器を用いた精密健診など高度な医療を提供します。加えて、中国語や英語のほか多言語に対応できる通訳を配備し、インバウンドの需要に応えていくとしています。

羽田イノベーションシティの施設配置図(出典:大田区パンフレットより)

羽田イノベーションシティから世界に発信
羽田イノベーションシティは、2020年9月にゾーンDからLまで先行オープンしており、AからCまでの完成でグランドオープンの運びとなります。ゾーンAからCの概要は次のとおりです。
【ゾーンA】(延床面積:約21,000㎡)先端医療研究センター・滞在施設(地下1階~10階)
※滞在施設は5階から上が「ホテルメトロポリタン羽田」
【ゾーンB】(延床面積:約47,000㎡)研究開発拠点・物販(1階~6階)
【ゾーンC】(延床面積:約4,500㎡)アート&テクノロジーセンター(1階~4階)
※1階は荷捌き場、4階はオフィステナントエリア

出典:大田区パンフレットより

空港跡地の開発については、羽田イノベーションシティは第1ゾーンの第一期事業地という位置づけで、今後、周辺の道路、都市計画公園などの整備が予定されています。
これまでにオープンした施設でもさまざまな先進的な試みが行われていますが、先端医療研究センター施設が入居するなど、グランドオープン後はさらに多彩な分野からヒト、モノ、コトが集まる、名実ともに羽田から世界に日本の「イノベーション」を発信する「シティ」であり続けることが期待されます。
【公式サイト】
羽田イノベーションシティ
藤田医科大学
藤田医科大学東京 先端医療研究センター

近隣の商店街
羽田商店街振興組合

店名・施設名 羽田イノベーションシティ
最寄り駅 天空橋駅(京急空港線、他)
住所 東京都大田区羽田空港1-1-4

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