駅から大岡山北口商店街を北へと進み、右に松屋、左にタピオカティーがある四つ角に来たら左に曲がり最初の細い路地を右に曲がって進むと「青熊書店」の看板を見つけることができます。2025年3月にオープンしたこの路地裏の小さな本屋さん。店主で熊本担当の岡村フサ子さんによると、フサ子さんの出身地が熊本で、パートナーが青森出身ということで、それぞれの出身県の頭文字をとって「青熊」になりました。

元々は本を作る側の仕事をしていたフサ子さん、「本を作る人と読む人をつなげたい」との思いから本屋さんを開きたいと考えるようになりました。
そんな折に公益財団法人東京都中小企業振興公社が推し進めている「若手・女性リーダー応援プログラム」の一環で、都内の商店街で開業を目指す方に店舗運営や販売の機会を提供し、将来の独立開業をサポートするための期間限定のチャレンジショップ「創の実」という事業があることを知り、勤めを辞め事業に応募、本屋さんとして「創の実」自由が丘への出店が認められました。
「創の実での経験は大きかったですね。同時期に出店していた他の2人の方がすごく前向きで私も刺激を受けました」。
出店期間を経た岡村さん、東京では西馬込、大岡山と縁があり、お店を出すにあたって大岡山の現在地を選びました。

本については「特にジャンルにこだわってはいません」と言う岡村さんの言葉どおり、さまざまな種類のタイトルが並んでいます。新刊だけでなく古書もあります。
「今は本屋さんが無くなっていますよね。それが生きづらい世の中につながっているような気がします」。

熊本でタウン誌の発行に携わっていた岡村さん、唯一のこだわりは「土地と人、それに時間ですかね」という言葉どおり、棚の一画には青森県と熊本県にまつわる書籍が集められています。
「どうかなと思っていましたが、意外と皆さんに関心を持っていただいています。本を読むことで見知らぬ土地や人、時の流れと出会うことができます。そして、そこからまた新たに広がっていくのが本、活字の良さなんだと思います」

どこかカフェのような雰囲気の店内。それもそのはず、以前は長年続いた喫茶店でした。その雰囲気を活かしながら本屋さんにしました。「地域の本屋さん、というだけでなく、気持ちがゆるやかになる、心地いい時間が過ごせる場所になっていければと思っています」。

読書会、ワークショップも開催していて、電子図書とは違う、紙のページをめくりながら活字からつむぎだされる土地、人、時間のつながりが広がっていくことの楽しみを伝えてくれる本屋さんです。
【アクセス】
所在地:東京都大田区北千束1-53-11 伊勢屋ビル1階北側
アクセス:東急目黒線大岡山駅から徒歩4分
駅からの行き方は本文をご参照ください
【店舗情報】
営業時間:11:00〜19:00
定休日:水曜、第2・第4火曜
HP:https://aokumabooks.theshop.jp
Instagram:@aokuma_librairie
X(旧Twitter):@aokumalibrairie
| 商店街名 | 大岡山北口商店街振興組合 |
|---|---|
| 店名・施設名 | 青熊書店 |
| 最寄り駅 | 大岡山駅(東急大井町線、他) |
| 住所 | 東京都大田区北千束1-53-11 伊勢屋ビル1階北側 |
| 定休日 | 水曜、第2・第4火曜 |
| Web | https://aokumabooks.theshop.jp |
| お問い合わせ | 050-1808-4149(買入問合せ) |










