大森の歴史、海苔の香りを菓子に伝える「乃里最中」

江戸時代の中ごろに東京湾で始まった海苔生産。大森沿岸は、日本でも有数の海苔生産地でした。昭和37年（1962）、東京オリンピック開催に伴う港湾整備、埋立てにより姿を消すまで、旧呑川に浮かぶ「ベカブネ」や、女性たちによる海苔干しは、ごく当たり前の光景でした。
地域の特色ある産業だった「海苔」をお菓子に生かしたいと、最中の皮に海苔を入れた「乃里最中」はその風味と味が人気を集めています。他に「義民六人衆」の歴史に思いをはせる「義民桜」、オリジナルの「こんよう」などバラエティーの広さが喜ばれています。

商店街名	入三商店会
店名・施設名	和菓子司よね屋
最寄り駅	大森駅（京浜東北線）、平和島駅（京急本線）
住所	東京都大田区大森北４−２０−１０
定休日	火曜
お問い合わせ	03-3761-5344