明治時代に先先々代の曽祖父が旗本から褒美として賜ったらんちゅうを趣味で育てていたのですが、昭和3年(1928年)に先々代、高橋義太郎さんが本郷・根津より東京府荏原郡蒲田村(現在地の西糀谷)に移転して養殖業を始めました。それから90年以上が経ち、現在は高橋伸基さんが受け継いだ“高橋らんちゅう養殖園”。愛好会「紫錦会」も主催するなど、この世界では知られた存在です。
らんちゅうは背びれがなくずんぐりとした魚体、頭部の肉瘤の隆起などが特色で、天然の朱色をまとった見た目の美しさ、からだをふりふりしながら泳ぐ姿の可愛さから“金魚の王様”とも呼ばれています。養殖園には常に数多くのらんちゅうが居て、高橋さんは日々、水、エサの管理が怠れません。
日本国内だけでなく、海外からも引き合いがある“高橋らんちゅう養殖園”では、ネット販売も行っていますが、現地で直接見学や購入ができます。見学だけでも歓迎です。事前に電話で連絡してください。初心者の方は飼い方から教えてもらうことができます。らんちゅうが泳ぐ姿を見ているだけでもけっこう癒されます。
店名・施設名 | 高橋らんちゅう養殖園 |
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最寄り駅 | 京急蒲田駅(京急本線)、糀谷駅(京急空港線) |
住所 | 大田区西糀谷1-12-6 |
Web | https://www.rakuten.co.jp/takahashi-ranchu/ |
お問い合わせ | 03-3742-2766 |