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おーたふる 大田区商店街ナビ|国際都市大田区の魅力的な商店街

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おでかけ / Trip

大田区のおでかけスポット

2021.03.10

品質の良い国産の豆「綱島商店」:“ムダを減らしてエコな生活を” 大田区の量り売りショップ

池上の「綱島商店」は豆の量り売り専門店。店頭には北海道国内産を中心とした10種類以上の豆が、年季の入った桶に入って量り売りで販売されています。あずき、大豆をはじめ、いんげん豆、黒豆、白花豆(しろはなまめ)…。艶の良いきれいな色をした豆が並びます。

艶の良い豆

終戦後間もない昭和21年ごろにご両親が創業したという「綱島商店」。現在は息子さんの綱島正人さん(69歳)が引き継ぎ、その妹さんも店を手伝って昔ながらの商いを守り続けています。その創業者のご両親、正人さんの祖父母は矢口の渡でお茶屋さんを始めたのだそうです。それが現在も続いている「綱島園」です。

昭和21年ごろから続いています
池上駅から歩いて3分ほどのところにあります

量り売りの商いは変わっていませんが、販売の単位は変わりました。以前は「1合」が基本でしたが、尺貫法が使えなくなったのちは1合の量180mℓ(ミリリットル)に近い2㎗(デシリットル)が1枡の単位になっています。なので、1枡の容量も2デシリットルに。とは言え、やはり1合2合と言った方がしっくり来ます。最近は、圧力鍋などを利用すれば豆の調理も比較的容易なようで、若いお母さんたちも買いに来るそうです。珍しいのか、小さい子どもさんが枡を使いたがるのだとも。

色も鮮やかです
常時10種類以上の豆が販売されています

豆は北海道を中心とした国産のもの。例年、その年の10月から12月ごろにかけて収穫される豆を販売しています。10月から翌年の2月ごろまでであれば、生の米糀の販売(注文して後日の受け取り)も受け付けてくれます。「スーパーなどの袋詰めの豆は、消費期限が2年くらいあったりしますが、当店は毎年変わります。もちろん売り切れれば追加で補充もします。お客様からも『豆が違いますね』と言われると嬉しいですね」と綱島さん。お値段は少々高めでも、やはり国産の品質の良い豆がいいですよね。

綱島商店
営業時間:午前9時〜午後7時

商店街名 池上本通り商店会
店名・施設名 綱島商店
最寄り駅 池上駅(東急池上線)
住所 大田区池上3-30-9
定休日 無休
お問い合わせ 03-3751-0976

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