馬込駅から歩いて約7分、馬込本通り協栄会の通りにパティシエールのカレン・ソウさんが手掛けるジュレとデザートのお店「and so on」はあります。
店内に一歩入ればショーケースの中の宝石のようなスイーツにうっとりしてしまいます。
中でも目を引くのは、”ハコジュレ”。
旬の果物、お花を散りばめたジュレで、季節によって内容は変わります。
今回あったのは、薔薇とカシスリキュールのジュレにラズベリーピューレのソースジュレ、ビターチョコレートのミルクジュレの3層からなる「花深紅」と、金木犀と杏のジュレをベースに鉄観音茶のジュレや薬膳の要素を取り入れた「金木犀・金柑」の2種類でした。「花深紅」はホワイトデーの頃まで、その後は桜のジュレになる予定とのことです。
ちなみに、小さな容器にジュレを小分けした”コバコジュレ”(下の写真の右側)もあります。
ソウさんは元々ダンサーとしてショービジネスの世界で活躍していましたが、27歳の時に家業のケータリング事業に携わることに。その中で食の最後を締めくくるデザートに魅了されていきました。
“ハコジュレ”の誕生は、新型コロナウイルスによって外食を控える風潮になったことで突然やってきます。
数名で料理を持ち寄って集まった際、アンティーク好きのソウさんは約100年前の中国のお菓子入れにフルーツと一緒にゼリーを入れたデザートを作って持っていきました。
そのゼリーの見た目と味の良さが評判となり、容器をクリアなケースに変えたりと改良を加えて”ハコジュレ”が完成しました。
最初はECサイトやケータリングで注文を受けていましたが、後々は対面で商品を知ってもらえる実店舗を持ちたいと思っていたそう。そして、コロナが収まってきた2023年10月に「and so on」をオープンする運びとなりました。
店舗はジュレの他にケーキやプリンも扱っています(※注)。馬込という事で蹄鉄の焼印を押した「MAGOMEいちご塩ロール」(下の写真の一番右側)は店舗限定のロールケーキ。ふわふわのスポンジと濃厚マスカルポーネクリームでいちごを包み込んでいます。スポンジの中に死海の塩を隠し味で使っているので、甘味の中に時々塩味を感じるサプライズが。
※注:その時々で取り扱う商品は異なります
「and so on」のスイーツは、白砂糖を使用しなかったり、薬膳や身体にいい食材を取り入れたり、国産や産地にこだわったりしています。また、ソウさんがお酒好きという事もあって、お酒と合わせても楽しめるテイストとなっています。
店舗は、金土日の週3日のみの営業となっています。
一部商品はオンラインでも販売しているので、都合がつかない際はそちらもご利用ください。
and so on
営業時間:11:00~19:00
営業日:金曜日・土曜日・日曜日
住所:東京都大田区北馬込2-49-14 ONハウス1A
アクセス:都営浅草線「馬込駅」もしくは大井町線「荏原町駅」から徒歩約7分
店舗HP:https://andsoon0707.stores.jp/
Instagram:@andsoon0707
店名・施設名 | and so on |
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最寄り駅 | 馬込駅(都営浅草線) |
住所 | 東京都大田区北馬込2-49-14 ONハウス1A |
定休日 | 日曜日~木曜日 ※金土日のみ営業 |
Web | https://andsoon0707.stores.jp/ |