旅みやげ

旅にはおみやげが付き物。
洗足池をゆっくり巡ったあとは、
せっかくだから洗足池周辺の
自慢の名物を目当てに
街を巡ってみよう。

個性が光るパン

洗足池付近は、じつはパン屋激戦区でもある。
近年、地元密着型の独立系パン屋さんが次々とオープンし、
パン好きの目と舌を喜ばせているのだ。


勝バーガー

【Boulangerie Towaie・ブーランジェリー トワイエ】Ⓖ
見た目のインパクト大の惣菜パン

「パン屋さんの焼きたての香りに幸せな気持ちになった」記憶を大切に2015年、洗足池駅前にBoulangerie Towaieをオープン。街のパン屋さんとして、勝海舟記念館の開館の際は「勝バーガー」を開発。もっちりとした食感の白いバンズに縁起のいい「勝」の焼印を押し、ロース豚カツをサンド。勝海舟がうなぎの蒲焼きを愛したという逸話にちなみ味付けは蒲焼きのたれ×マヨネーズ。山椒を効かせている。
352円(税抜)


⑤ Boulangerie Towaie Ⓖ
電話
03-6421-8825
所在地
大田区上池台2-30-1
営業時間
8:00〜19:00(※19:00〜23:00バル営業)
店休日
月・火

ラタトゥイユ

【カムパネルラ】Ⓗ
すべて手作りにこだわる幸せの重み

2017年にオープンしたカムパネルラは、「誰が来ても好みのパンが置いてある」がモットー。対面形式のショーケースに常時約60〜70種ものパンをそろえる。惣菜パンの具材もすべて手作りにこだわり、特にトマトソースから作る野菜がゴロゴロと乗った「ラタトゥイユ」は、男女問わず幅広い人気。生地は自家製天然酵母のモチモチとしたカンパーニュで、満足感たっぷり。
300円(税別)

金柑とクリームチーズの
デニッシュ(季節限定)

【カムパネルラ】Ⓘ
旬のフルーツと食感のよいデニッシュと

山のように積み上がる金柑がインパクト大。独特のほろ苦さを上品に引き出す金柑のコンポートとクリームチーズの相性は抜群で、そこに一振りしたブラックペッパーがこれまた◎。デニッシュ生地のザクザク・バリバリとした食感も楽しい逸品だ。こちらは3月上旬頃までの販売だが、カムパネルラでは季節ごとに旬の果物を使ったデニッシュを展開。おいしい出合いを楽しみに訪れよう。340円(税別)


⑥ カムパネルラ ⒽⒾ
電話
03-3728-7282
所在地
大田区南千束3-4-9
営業時間
10:00〜19:30
店休日
日月火

ブレッツェル

【Himmel・ヒンメル】Ⓙ
細いところはカリッ、太いところはモチッ

ドイツ語で「空・天国」という意味を持つヒンメル。「食べて幸せな気分になってほしい」と、酸っぱくて固いというイメージから敬遠する人も多いドイツパンを日本人にも食べやすいようにアレンジ。そのほかにもサンドイッチやあんぱんといった幅広いラインナップで地元の常連さんに愛されている。定番のブレッツェルはドイツ産バターと専用の岩塩を使用。ほんのりとした塩気はおつまみにもぴったりだ。
201円(税込)

クラプフェン(カソナード)

【Himmel・ヒンメル】Ⓚ
「だけじゃない」
ドイツパンの魅力を味わう

一番人気の「クラプフェン」は、オーナーがドイツで修行時代に食べて衝撃を受けたというドイツ版ドーナツ。本場ではカーニバルでよく食べられるお菓子だとか。見た目はゲンコツみたいな無骨な印象だが、じっくりと時間をかけて揚げる生地はフワフワ&モチモチ食感。練り込まれたラムレーズンのアクセントがあとを引く逸品。
201円(税込)


⑦ Himmel(ヒンメル) ⒿⓀ
電話
03-6431-0970
所在地
大田区北千束3-28-4
営業時間
要問い合わせ
店休日
火(年末年始休)

ノア・カレンズ
(くるみクランベリー)

【ラ・モトピケ】Ⓛ
素材の味わいが醸すハーモニー

路地裏にたたずむ小さなパン屋さんラ・モトピケでは、味わい・価格ともに毎日食べたいと思えるようなシンプルなパン作りにこだわり2007年から営業。パンのスライスもしてくれるなど丁寧な応対でファンが多い。山ぶどうのドライフルーツとくるみがアクセントの「ノア・カレンズ」は国産小麦を100%使用し、噛むほどに素材の甘みと香りが広がる。見た目よりもソフトで幅広い層の方に人気。
440円(税込)


⑧ ラ・モトピケ Ⓛ
電話
03-3720-8393
所在地
大田区上池台1-17-3
営業時間
8:30〜19:00
店休日

カマンベールチーズと
ロースハムのカスクルートサンド/
小えびとカブと
マッシュルームのサンド
オマールえびの
アメリケーヌソース(季節限定)

【itokito】Ⓜ
ビストロの味わいをサンドイッチで

開店と同時に次々と訪れるお客さんのお目当ては、店頭にずらりと並んだ、イトキト名物のサンドイッチ。フランスパンに合わせる具材を追求し、ビストロで修行したという店主が織りなすフレンチ惣菜をベースにした本格的な味わいが人々を虜に。定番の「カマンベールチーズとロースハムのカスクルートサンド」(写真右)ほか、季節によって具材が変わるサンドイッチも要チェック!
各390円、400円(税込)


⑨ itokito(イトキト) Ⓜ
電話
03-3725-7115
所在地
大田区北千束1-54-10
営業時間
10:00〜20:00(火〜金)、10:00〜19:00(土・祝)
店休日
日月