焼きいもは、さつまいもの品種改良のおかげもあって、甘さも食感もグーンとグレードアップ。今や人気のソウルフードになり、専門店も増えています。大田区内の商店街でも八百屋さんや大学いも専門店などで「シルクスイート」や「紅はるか」など人気の焼きいもが購入できます。季節限定の美味しさを味わってください。
芋や ぽんぽこ
大森赤十字病院からほど近い新井宿児童公園に向き合うようにして「芋や ぽんぽこ」の幟を発見。尋ねてみると、火曜と金曜のみ営業している「焼きいも屋」さんであることが判明しました。
店主の栗原真里さんによれば、開店したのは2022年7月くらいで、「石焼き」にこだわって焼きいもを提供しています。おいもは甘さを増すために仕入れてから2か月ほど冷蔵で保存、石焼き窯でじっくり焼き上げます。
販売しているのは、石焼きいも、冷やし焼きいも、焼きいもの天ぷらなど。公園で遊んでいる子どもたちがおやつとして買いに来ることもしばしば。
最近はスイーツのような扱いを受ける焼きいもですが、ぽんぽこの石焼きいもはどこか懐かしい美味しさ。かつて「九里より美味い十三里」と街なかで唱えて販売していたほんのり甘い屋台の味を思い出させます。そして天ぷらがけっこう良い味を出しています。
大田区中央4-32-8/毎週火曜、金曜の13:00〜17:00営業
八百清/日の出銀座商店街振興組合
市場で40日ほど熟成して甘さを増した紅はるかをドラム缶のような専用の焼きいも器で焼き上げて蜜がたっぷり!
大田区南蒲田3-1-24/午前10時〜午後7時30分/日曜・祝日定休/03-3742-1761
八百屋 丸文/小池商栄会
茨城県から仕入れた紅はるかを三軒茶屋で開業の時から使用している専用の機械でじっくり焼き上げます。
大田区上池台2-38-7/午前10時〜午後8時/日曜定休/03-3726-5198
甘藷生駒/馬込三本松通商店会
言わずと知れた大学いも専門店の甘藷生駒さんが茨城県産シルクスイートの美味しさを存分に引き出します。冷凍焼きいも、ふかしいももあります。
大田区北馬込2-27-11/午前9時〜午後6時/水曜定休(月2回火・水連休)/03-3774-2955
https://www.facebook.com/kansyoikoma/
甘藷まれのや/蒲田東邦医大通り商盛会
大学いもをはじめとしたさつまいも菓子の専門店まれのやさんでは、ガスの直火オーブンで4時間ほどかけてじっくり焼き上げた焼きいもを販売しています。1日にできる数に限りがあるので、購入の際は早めにお出かけください。
大田区蒲田3-2-1/午前10時〜午後6時(日曜は午後5時)/月曜・火曜定休
https://www.instagram.com/marenoya/?hl=ja
日の間-にちのま-
熟成焼き芋(680円)。3か月ほど熟成させたブランド芋を約2時間かけて低温で焼き上げています。最近はねっとりとした焼き芋が増えてきていますが、さらに輪をかけてねっとりしっとりしていて嚙まなくても溶けていくよう。そして蜜のように濃厚であま~い!
※提供は温かい状態と冷えた状態どちらも対応可
東京都大田区東矢口1-14-7/午前11時~午後9時/月・土・日・祝日 定休
https://www.instagram.com/nichi.4hair/
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