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おーたふる 大田区商店街ナビ|国際都市大田区の魅力的な商店街

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特集 / Feature

大田区のさまざまな魅力を発信

2024.01.29

SDGsで再評価。「ものを大切に」の思いで発足から20年以上活動を続ける「おもちゃ病院・大田」

毎月第1と第3の日曜日、蒲田にある大田区立消費者生活センターの入り口に「おもちゃ病院・大田 開院中」の看板が立てられます。この病院が扱うのはその名のとおり「おもちゃ」。
クリスマスやお正月、誕生日のお祝いなどで子どもたちはたくさんのおもちゃをプレゼントされたり購入したりすることでしょう。おもちゃは子どもたちの宝物。でも、壊れてしまうと新たに手に入れたおもちゃに気持ちが移ってしまい、やがて壊れたおもちゃは押入れの奥にしまわれたままになるか、捨てられてしまうことに…。
でも、「おもちゃ病院・大田」は、「その壊れたおもちゃ、治るかもしれませんよ!」と問いかけます。実際の作業が行われているその「病院」を訪ねてみました。

「ドクター」が情報を交換しながらおもちゃの修理を進めます

広めの集会室に開院している「病院」のテーブルには持ち込まれたおもちゃ、そして治すための道具が並べられ、「ドクター」がそれぞれ担当するおもちゃの修理を行っています。

壊れたからといって捨ててしまう前に相談してみましょう

「おもちゃ病院・大田」がスタートしたのは2000(平成12)年7月のこと。現在代表を務める松原静江さんが、その前年に行われた生活センター主催による消費者自主学習会に参加したメンバーと作った市民グループが、ごみ減量の実践的な活動として目指したのが「おもちゃ病院」の開院でした。
「スタート当初は来院者も少なくて」と語る松原さん、さまざまな広報活動を行う中で徐々にその存在を知られるところとなり、コロナ禍前の2018(平成30)年には年間809件を受け付けていました。

87歳のベテラン、秋山さん(左)

「おもちゃ病院・大田」のスタッフは全員がボランティア。2001年から活動している秋山さんは現在87歳。大手精密機器メーカーを定年退職したのちに参加しました。
「退職前は技術の現場から離れていましたから、ここに来て、作業をしながら情報を交換して修理していくわけです。それがまた楽しいんですね」(秋山さん)

「ドクター」に特別な技能や経験は必要ありません。作業を楽しむ精神が大事

修理代は基本的に無償(部品代がかかる場合は要実費)。中にはどうしても治せない、扱えないものもありますが、そのほとんどが元の輝きを取り戻して、持ち主の手元に帰ることになります。「おもちゃ病院・大田」に携わる皆さんは「蘇ったおもちゃを手にして喜ぶ子どもたちや親御さんたちの笑顔が何より嬉しいですね」と語ります。「ドクター」に特別な技能や経験は必要ありません。「治す」という作業を楽しめる人なら誰でも大丈夫です。
事務局の伊藤豊さんは、「ホームページなど通じて世間に広めながら、より多くの方にご利用いただきたいと考えています」と語りつつ、「若い世代もスタッフとして参加していただきたいですね」と活動の今後にも思いをめぐらします。

代表を務める松原さん(左)とスタッフの浅野さん

「壊れたら捨てて新しい物を買う『使い捨て』ではなく、良い物を大切に、必要なら治して長く使う習慣を、おもちゃを通じて知ってもらうこと。これもSDGsの活動の一つになると私たちは活動しています」(おもちゃ病院・大田のパンフレットより)
壊れてしまったおもちゃ、実はそれ、修理できるかもしれません。一度、「おもちゃ病院・大田」に相談してみませんか?持続可能や社会を目指すSDGsの実現はこうした小さな行動の積み重ねでもあります。
また、スタッフとして参加してみたい方、いませんか?興味を持たれたら、気軽に問い合わせてみてください。

おもちゃ病院・大田
開院:毎月第1・第3日曜(2月第1日曜4日は休院となります)
受付:9:30〜14:30
開催場所:大田区立消費者生活センター2階
交通:JR蒲田駅東口徒歩5分
問合せ:おもちゃ病院へのお問い合わせは、ホームページから「お問い合わせフォーム」に入力して送信してください。なお、病院の開催場所である大田区立消費者生活センターではお問い合わせにはお答えできません。
おもちゃを持ち込む際の注意事項もホームページで確認してください。
公式サイトはこちら

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蒲田東口商店街商業協同組合

住所 大田区立消費者生活センター(開催場所)
Web https://toyhospital-ohta.jimdofree.com

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